Oリング寸法規格 (サイズ一覧)

Oリングサイズの選定は、線径(Oリング断面の太さ)から寸法規格を絞り込み、内径から呼び番号(品番/型番/型式)を決定するのが合理的です。早見表が便利なのでご活用下さい。(* Oリングの選定では、材質も選択する必要があります。)

※寸法規格選定のための早見表は当ページ下部をご覧ください。

>>>種類(材質/サイズ)

Oリング寸法.jpg

P規格 サイズ表

P規格は、公的規格のJIS B2401で運動用・円筒面固定用・平面固定用として規定されたOリングサイズの規格です。一部をJASO F404規格に呼び替えることができます。

G規格 サイズ表

G規格は、公的規格のJIS B2401で円筒面固定用・平面固定用として規定されたOリングサイズの規格です。また、G規格から派生したサイズシリーズにGS規格があります。

V規格 サイズ表

V規格は、公的規格のJIS B2401で真空フランジ用として規定されたOリングサイズの規格です。

AS568規格 (001~475) サイズ表

AS568規格は、アメリカ合衆国SAEIによって航空宇宙規格として規定されたOリングサイズの規格です。旧くはARP568と呼ばれたこの規格は、一部をAN6227規格AN6230規格に呼び替えることができます。

AS568規格 (901~932) サイズ表

AS568規格は、アメリカ合衆国SAEIによって航空宇宙規格として規定されたOリングサイズの規格です。呼び番号AS568-901〜AS568-932のOリングは、主に航空機用・油圧用・管継手用で用いられています。

AN6227規格 サイズ表

AN6227規格は、航空機用(運動用・円筒面固定用)として規定されていたOリングサイズの旧規格です。更に旧くはJIS WP1516と呼ばれたこの規格は、全てをAS568規格に呼び替えることが出来ます。

AN6230規格 サイズ表

AN6230規格は、航空機用(円筒面固定用)として規定されていたOリングサイズの旧規格です。更に旧くはJIS WP1517と呼ばれたこの規格は、全てをAS568規格に呼び替えることが出来ます。

S規格 サイズ表

S規格は、円筒面固定用・平面固定用として幅広い分野で共有されているOリングサイズの規格です。昭和期に省スペースを目的として規定された細い線径のサイズシリーズです。

SS規格 サイズ表

SS規格は、一般的なものの中では最も小さなOリングサイズの規格です。機器の小型化に対応する為に、昭和期に規定されたサイズシリーズです。

M規格 サイズ表

M規格は、Oリング(ゴム製品)としては極小に位置づけられるサイズ規格です。その細かさから他の規格と比較して需要は限定的ですが、精密機械などでは重用されています。

GS規格 サイズ表

GS規格は、円筒面固定用・平面固定用として幅広い分野で共有されているOリングサイズの規格です。G規格から派生して、昭和期に規定されたサイズシリーズです。

N規格 サイズ表

N規格は、真空機械に向けて規定されたOリングサイズの規格です。一部をNW規格(KF規格)のセンターリング用Oリングに呼び替えることが出来ます。

JASO F404規格 サイズ表

JASO F404規格は、公益社団法人の自動車技術会によって自動車部品用として規定されたOリングサイズの規格です。一部をP規格に呼び替えることができます。

KS規格 サイズ表

KS規格は、運動用・円筒面固定用として幅広い分野で共有されているOリングサイズの規格です。

ISO規格 サイズ表

ISO規格は、国際標準化機構によるOリングサイズの規格です。日本国内での流通量は、他の寸法規格と比較して非常に少ないです。

大口径Oリング サイズ表

内径が250㎜を超えるOリングでは、送り焼き(送り加硫)などの製造方法も選択できます。

 

規格外寸法 (サイズ表は非公開)

当社に限らず、Oリングメーカーは寸法表に記載していないOリング金型を多数所有していることが多いので、専用金型を製作する前に確認してみることをお勧め致します。

>>>種類(材質と寸法)