バックアップリング各種のサイズ表です。選定に当たっては、バックアップリングの役割や種類を考慮して、最適な形状とサイズ、材料(標準は白色PTFE)を選択する必要があります。形状は装着性や強度から、サイズは補助対象のOリングサイズから決定して下さい。尚、バックアップリングはOリングのはみ出し現象を防止する上で有効ですが、専用の溝寸法が設定されていなければ使用できません。ご注意下さい。
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[バックアップリングの寸法規格 (サイズ表)]
規格バックアップリング(白色PTFEによる汎用のバックアップリング)は、「形状 (T1/T2/T3/4B) + Oリング寸法規格と呼び番号」で表記されるのが一般的です。標準的な形状は「T1 (スパイラル)」、「T2 (バイアスカット)」、「T3 (エンドレス)」の3種類で、「4B」はフランジ用 (平面固定用)の形状になります。尚、茶褐色の「F1/F2/F3」をはじめとする充填材(ガラス、カーボン、ブロンズなど)入りPTFEやPCTFE、PA(MCナイロン)といった材料によるバックアップリングほか、サイズ表に掲載されていない様々なバックアップリングについては、別途ご相談下さい。
バックアップリング (T1/T2/T3) | バックアップリング (4B) | ||||
P規格 | G規格 | AN6227規格 | AN6230規格 | P規格 | G規格 |
形状 | T1(スパイラル)![]() |
T2(バイアスカット)![]() |
T3(エンドレス)![]() |
装着性 | 〇 | 〇 | × |
強度 | 〇 | △ | 〇 |
コスト | 高 | 低 | 低 |