桜シール株式会社【Oリングの製造・販売】
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オイルシールのハウジング(取付穴の設置部分)

オイルシールのハウジング(機器に於いて取付穴を設ける部分)の設計や加工についてのまとめです。オイルシールが適正に性能を発揮する為には、適切な設計に基づくハウジングや軸(シャフト)の存在が必要不可欠です。ここでは、ハウジングの材質や穴径の寸法公差、穴の表面粗さ、入口の面取りなどに関する推奨値や注意事項を掲載いたします。オイルシール取付部の設計や加工に係る指標として、参考にして下さい。

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ハウジングの材質

ハウジングの材質には、熱膨張係数の観点では鋼や鋳鉄が推奨されます。一般に軽金属や樹脂は熱膨張係数が大きい為、温度の上昇に伴ってハウジング穴の寸法が大きくなってしまうからです。従って、ハウジングの材質にアルミニウムやプラスチックなどを用いる場合には、はめあい部からの漏れ、或いはオイルシールの脱落といった不具合が生じないよう、使用するオイルシールは外周部がゴム材質で覆われている型式(形状の規格)の中から選択するようにして下さい。

 

ハウジング穴径の寸法精度

ハウジング穴径の寸法許容差は、オイルシールのメーカーや型式によって推奨基準に多少の差異があるものの、一般に呼び寸法が400mm以下の場合はh7若しくはh8が、400mm以上の場合はh7が適用されています。(JIS B 0401:寸法公差及びはめあいの方式)

ハウジング穴径の呼び寸法

D
(単位:mm)
寸法許容差
(単位:μm)
h7(JIS B 0401) h8(JIS B 0401)
を超え 以下
3 6 +12 0 +18 0
6 10 +15 0 +22 0
10 18 +18 0 +27
0
18 30 +21
0 +33 0
30 50 +25 0 +39 0
50 80 +30 0 +46 0
80 120 +35 0 +54 0
120 180 +40 0 +63 0
180 250 +46 0 +72 0
250 315 +52 0 +81 0
315 400 +57 0 +89 0
400 500 +63 0 0
500 630 +70 0 0
630 800
+80 0 0
800 1000 +90 0 0

 

ハウジング穴の面粗度(表面粗さ)

オイルシールにとってはめあい部は、固定を確実にする役割を担っているだけでなく、それ自体がシールを行っている部位でもあることから、ハウジング内周面の粗さが大きいと、オイルシールとの接触面に隙間を生じて漏れの原因となります。従って、ハウジング穴の面粗度は、オイルシールの型式に応じて以下のように設定することを推奨いたします。

オイルシールの型式

(外周部の材質による区分け)
ハウジング穴の面粗度
μmRa
(JIS B 0601:算術平均粗さ)
μmRz
(JIS B 0601:十点平均粗さ)
金属環がむき出しの型式 1.6〜0.4 6.3〜1.6
ゴム材質で覆われた型式 3.2〜1.6 12.5〜6.3

 

ハウジング穴の面取り

ハウジング穴には、オイルシールの装着を容易にする為、入口に適度なテーパーを設け、またそれによって生じた角部にはバリが残らないように仕上げを施すことが推奨されます。以下の内容を参考に、適切なハウジング穴の面取りを行って下さい。

貫通穴 底付き穴


オイルシールの幅寸法(b) W1の最少寸法 B W2の最少寸法
を超え 以下

10 b+0.5 b+1.0 1.0
10 18 1.5
18 50 b+0.8 b+1.6

(単位:mm)

ハウジング穴の肩寸法

ハウジング穴に肩を設置する際は、以下の内容を参考に寸法を設定して下さい。

オイルシールの外径寸法(D) 肩寸法(K)
を超え 以下
50 D−4
50 150 D−6
150 400 D−8

(単位:mm)

 

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