桜シール株式会社【Oリングの製造・販売】
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 Qグループ:主鎖に珪素と酸素を持つゴム

Qグループとは、ゴムの分類に係る略号(ASTM D 1418/ISO 1629/JIS K 6397)に於いて、その末尾がQと規定されている原料ゴムの集まりです。通常、略号は化学名や化学構造を英語表示した際の頭文字によって構成されており、Qは主鎖に珪素と酸素を持つゴムであることを指しています。

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原料ゴム−シリコンゴム(VMQ)
名称 和名 シリコンゴム 【VMQ】

有機ポリシロキサンとメチルビニルシロキサンの重合物
英名 Silicone Rubber
別称 和名 ビニルメチルシリコーンゴム
英名 VinylMethyl Silicone Rubber
略号 VMQ、SI
 * ゴムの分類記号(ASTM D 1418/ISO 1629/JIS K 6397)
   Q:主鎖に珪素と酸素を持つゴム
  • シリコンゴムとは、主鎖にシロキサン結合を含むゴムの総称です。従ってFVMQやPVMQなどもシリコンゴムに含まれますが、一般には置換基が全てメチル基のMQに架橋点としてビニル基を導入したVMQのことを指してそう呼びます。
  • 主鎖のシロキサンが持つ高い結合エネルギーにより、耐熱性耐候性を有します。また、この主鎖は分子間の距離が大きいことから、耐寒性に優れる反面、機械的性質ガスバリア性は劣ります。
  • 珪素を含む高分子化合物を意味するSilicone(シリコーン)と、珪素自体を指すSilicon(シリコン)とは異なりますが、慣用的には区別されていない為、シリコンゴムの呼称が広く使われています。

ゴム材料(原料ゴム)−シリコンゴム(VMQ)

ゴム材質(加硫ゴム)−シリコンゴム(VMQ)

 

 

原料ゴム−フロロシリコンゴム(FVMQ)
名称 和名 フロロシリコンゴム 【FVMQ】

メチルトリフルオロプロピルシロキサンとメチルビニルシロキサンの重合物
英名 FluoroSilicone Rubber
別称 和名 フルオロプロピルメチルビニルシリコーンゴム
英名 FluoroPropylMetylVinyl Silicone Rubber
略号 FVMQ
 * ゴムの分類記号(ASTM D 1418/ISO 1629/JIS K 6397)
   Q:主鎖に珪素と酸素を持つゴム
  • その大半が低温用途に使われている合成ゴムで、VMQに含まれるアルキル基の一部をフッ化したものです。
  • シロキサン骨格に付く置換基にトリフルオロプロピル基が導入されたことにより、FKMには無い極めて優れた耐寒性や、VMQには無い耐油性を兼ね備えています。しかし、基本構造はVMQであることから、機械的性質などは劣ります。
  • 珪素を含む高分子化合物を意味するSilicone(シリコーン)と、珪素自体を指すSilicon(シリコン)とは異なりますが、慣用的には区別されていない為、シリコンゴムの呼称が広く使われています。

ゴム材質(加硫ゴム)−フロロシリコンゴム(FVMQ)

 

 

 




 Uグループ:主鎖に炭素と酸素、窒素を持つゴム

Uグループとは、ゴムの分類に係る略号(ASTM D 1418/ISO 1629/JIS K 6397)に於いて、その末尾がUと規定されている原料ゴムの集まりです。通常、略号は化学名や化学構造を英語表示した際の頭文字によって構成されており、Uは主鎖に炭素と酸素、窒素を持つゴムであることを指しています。

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原料ゴム−ウレタンゴム(AU)
名称 和名 ウレタンゴム 【AU】

ポリエステルと芳香族イソシアネートとジアミン化合物の3元縮合物

* R=ポリエステル

英名 Urethane Rubber
別称 和名 ポリエステルウレタン
英名 Polyester Urethane
略号 AU、U
 * ゴムの分類記号(ASTM D 1418/ISO 1629)
   U:主鎖に炭素と酸素、窒素を持つゴム
  • Oリングをはじめとするシール製品のほか、自動車部品としてインシュレーターやクッションなどに用いられている石油系の合成ゴムです。
  • 機械的性質に優れ、高い耐摩耗性や耐圧性を有しますが、耐熱性耐加水分解性(耐水性)は劣ります。EUとの比較では、耐油性は勝っていますが、耐寒性と耐加水分解性は劣っています。
  • 3種類の原料を組み合わせて長鎖結合することから幅広い特性を実現できるので、注入成形する液状タイプ、プレス加硫成形するミラブルタイプ、射出成型する熱可塑タイプの3種類があります。

ゴム材質(加硫ゴム)−ウレタンゴム(U)

 

 

原料ゴム−ウレタンゴム(EU)
名称 和名 ウレタンゴム 【EU】

ポリエーテルと芳香族イソシアネートとジアミン化合物の3元縮合物

* R=ポリエーテル

英名 Urethane Rubber
別称 和名 ポリエーテルウレタン
英名 Polyether Urethane
略号 EU、U
 * ゴムの分類記号(ASTM D 1418/ISO 1629)
   U:主鎖に炭素と酸素、窒素を持つゴム
  • フィルムやロール、ケーブル、靴底などに多用されている石油系の合成ゴムですが、Oリングに用いられることは稀です。
  • 機械的性質に優れ、耐摩耗性や耐圧性を有しますが、耐熱性耐加水分解性(耐水性)は劣ります。AUとの比較では、耐寒性や耐加水分解性は勝っていますが、耐油性は劣っています。
  • 3種類の原料を組み合わせて長鎖結合することから幅広い特性を実現できるので、注入成形する液状タイプ、プレス加硫成形するミラブルタイプ、射出成型する熱可塑タイプの3種類があります。

ゴム材質(加硫ゴム)−ウレタンゴム(U)

 

配合剤

Oリングなどのゴム製品に用いられる代表的な配合剤は、下表の通りです。冒頭でも述べた通り、ゴム材質(加硫ゴム/Oリング材質)は、原料ゴム(ポリマー)に配合剤を練り合わせて配合ゴム(コンパウンド)を製作した上で、加硫(架橋反応)を促すことで初めて完成します。ここでは、物性や加工性、価格優位性などの向上を目的として添加される充填材(フィラー)をはじめとして、様々な配合剤の種類や役割を掲載いたします。

 

配合剤 主な役割 具体例
充填材(補強性) 強度の向上高硬度化 カーボンブラック、二酸化ケイ素(シリカ)
充填材(非補強性) 体積の増加、加工性の良化 クレー、タルク、炭酸カルシウム
可塑剤(軟化剤) 軟化、加工性の良化 パラフィン、油類、液状ゴム
架橋剤(加硫剤) 原料ゴムの反応点同士を結合 硫黄、有機過酸化物
加硫促進剤 架橋剤効果の早期化 有機加硫促進剤
架橋助剤 加硫促進剤の補助 酸化亜鉛、ステアリン酸、トリアリルイソシアネート
老化防止剤
原料ゴムの酸化防止(架橋保護)
アミン系化合物、フェノール系化合物
加工助剤 金型離型性の良化、加工性(流動性など)の良化 ワックス類、脂肪酸類
受酸剤 加硫の安定化(加硫時に発生する酸化物の吸収) 酸化鉛、酸化マグネシウム、酸化亜鉛
顔料 着色 酸化チタン、酸化鉄、フタロシアニン化合物

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