Oリング取付方法(装着)

Oリングの取付方法についてまとめた技術資料です。不適切な装着の仕方に端を発するOリングの損傷と漏れの発生は、非常に多く見られるOリング不具合現象のひとつです。Oリングを溝に組み込む際の注意点やコツを図解入りで解説いたしますので、設計や使用の参考としてご利用下さい。

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[ロッドへのOリング装着]

Oリングを取り付けるに当たって、ロッドに面取りがなされていなかったり、ねじ山のようなシャープエッジがあったりする場合には、以下のような装着治具を使用して、Oリングを傷つけないように配慮することを推奨しています。ねじ部をテーピングしてからOリングを通過させるようにすると、スムーズに挿入することができます。


Oリング装着治具の一例
取り扱い時1.jpg

 

[シリンダへのロッド挿入]

Oリングの装着されたロッドをシリンダに挿入する際、小孔(圧力出入孔などの横穴)のエッジが以下のようにOリングを傷つけてしまうことがあります。

小孔のエッジによるOリング損傷
取付け きず1.jpg


Oリングの損傷を避ける為に、面取りやプラグの使用による保護を推奨いたします。

小孔内側の面取り プラグの使用(ロッド挿入後に外す)
取付け きず2.jpg 取付け きず3.jpg

[その他]

  • Oリングを溝に装着する際は、ねじれ、むしれ、かじり、噛み込みなどに注意して下さい。
  • Oリングが装着時の伸張によって溝の中で弛むことがあります。適正なOリングサイズ溝寸法であっても、十分にご注意下さい。
  • Oリング装着に当たっては、Oリングと溝部にシール対象の液体やグリスを塗布して下さい。潤滑性が向上し、ねじれや傷の予防に効果があります。
  • Oリングが取り付けられた機器を、そのまま洗浄油やガソリンによって洗浄することは推奨していません。Oリング材質耐油性などによっては、膨潤することがあります。
  • Oリングは再利用しないで下さい。


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